やまのい和則ホーム マスコミ

20031月19日(サンデー毎日 週刊誌)

「入所前にはここをチェック!」

 

山井和則衆院議員が勧める
「入所前にはここをチェック!」


特別養護老人ホームでの「入所待機」という言葉があるように、入りたくても入れない現実があります。評判のいい施設なら、数年待ちはザラ。残念ながら、まだ利用者が施設を自由に選べる状況とはほど遠いのが実情です。

そうした不自由な環境ですが、介護保険施設の入所に際しては、いくつかのチェックポイントが挙げられます。

まず、個室か相部屋かという問題がある。個室は快適ですが、数も少なく、しかも経済的負担が増すことを考慮する必要がある。相部屋の場合でも、間仕切りの有無や一人当たりのスペースなどで生活空間の重視具合がわかる。

また、家族の面会を考えたら、近所にあった方がいい。建物の老朽具合も判断材料の一つになるでしょう。

そして、何より肝心なのがスタッフの質です。

お勧めしたいのは、申し込み前に施設を実際に訪れてみること。訪問客への対応を見れば、入所者に対する対応もおのずとわかります。余裕がない施設は、やはり冷たく感じられるものです。

入所者の衣服、髪型なども、ある程度の参考になります。さらに細かい部分では匂いも目安になる。悪臭を感じさせない施設は、相当の努力をしていると言えます。

また、一般的にはボランティアを受け入れている施設はいい施設だと思いますね。クリスマスや誕生会などの行事を見学すれば、施設全体の雰囲気がわかります。

実際の訪問にあたっては、お年寄りの生活空間であることを考え、外部者と思われにくい普段着で出かけるなどの配慮が必要でしょう。(談)

 


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