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通算83号

安心できる雇用・福祉を創ります!

利権政治は許さない!

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私の活動の一部を報告いたします。_

座長として
「介護保険見直し10の提言」を坂口大臣に申し入れ

 私は民主党の「介護保険チーム」の座長として、一年間で二十数回の会合を開きました。現場の方々や厚生労働省の担当者、同僚議員と議論を重ね、「介護保険見直し一〇の提言」をまとめ、坂口大臣に申し入れました。
 介護を充実させれば、老後不安も軽減され、消費拡大、景気・雇用対策にもなります。

日経産業新聞 八月八日 新聞切り抜き

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精神障害者の社会復帰を!
 あいまいな根拠での長期入院を防ぐ

「心神喪失者医療観察法案」の審議で、森山真弓法務大臣、坂口力大臣に精神障害者福祉の向上を強く求める 

 この法案は、精神障害者が精神病院に入院後、社会復帰するために重要です。不十分な点があるので、私は一時間にわたって森山法務大臣と坂口大臣に質問をしました。
 しかし、正午頃に後ろを振り返ると、与党議員はほとんど昼食に行って、空席なのです。
 左の記事にあるように、私は、「議員がいないなら、質問はできません。300万人の精神障害者の人生がかかった法案を一体どう考えているのですか!」と怒りました。議員の半数以上がいないため、審議はストップしました。

毎日新聞 02.07.06

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事務局長として
「男女共同参画政策」をつくる!

 今の日本の制度や法律の多くは、「男が主で女が従」という男性の視点でできています。それを、女性と男性の視点からトータルして再チェックしました。

 石毛えい子議員、水島広子男女共同参画調査会長、事務局長の私、岡田克也政調会長(当時)、枝野幸男政調会長代理(当時)などのメンバーで、一年がかりでまとめ上げ、下のような冊子を作成しました。

 私は、学生時代に母子寮でボランティアをし、スウェーデンにも二年間留学していましたので、女性の政治参加や男女共同参画については非常に関心を持っています。

男女共同参画の政策冊子 クリックすると 詳細 男社会の「永田町(国会)」において、

男女共同参画の政策冊子を作成したのは

国会史上初!

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山井らの国会質問がきっかけとなり
救急救命士の業務が拡大!
救命率の向上へ!

日本では救急救命士の業務拡大は、過去十一年、放置されてきた問題。そのため日本の救命率は欧米の半分以下。 

 この問題を山井は、故今井澄参議院議員などと共に国会でとりあげ、検討会を設置させました。

その七月の中間報告で、気管内挿管や医師の指示なしの除細動(電気ショック)などを認める方向が示されました。

これにより毎年数千人の命が救われる可能性があります。

消防署で

救急救命士の

話を聞く

 

 

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事務局長として私が初めて法案作成に関わった
「ホームレス自立支援法案」成立!

 通常国会で、ホームレス自立支援法案がついに通過しました。思い起こせば、鍵田節哉議員から「法案作成チームの事務局長をやってほしい」と誘われてから二年。

 不況の中、増え続ける全国二万五千人のホームレスの方々の就労や居住を大きく後押しする法律であり、実態調査や自立支援実施計画の作成、自立支援センターの整備により、多くのホームレスの方々が悲惨な生活から社会復帰できます。

 法律だけで解決できる訳ではありませんが、この法案成立を大阪のあいりん地区のボランティアのリーダーが、涙を流して喜んで下さり、私もジーンときました。

(写真は、野宿者のテントが立ち並ぶ新宿の公園でボランティアの方の話を聞く山井)

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雇用の拡大を!

さる八月に厚生労働委員会の視察で、札幌市のハローワーク(公共職業安定所)を訪ねました。
 担当者からは、「精一杯、職業紹介はしているが、求人が少なすぎる。景気が回復して求人が増えないとどうしようもない」という切実な声を聞きました。
 私は民主党「雇用対策チーム」のメンバーとして、雇用の創出と共に、失業給付の延長や職業訓練の充実などの実施に向け、努力しています。

札幌市のハローワーク(公共職業安定所)を訪ねました。

 

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山井の小泉首相への直訴(委員会質問)により  
医療情報の開示が大きく前進!
医療事故の防止に向けて!

毎日新聞 六月二十二日(新聞記事)


 


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厚生労働委員会理事、民主党ネクスト厚生労働副大臣として


厚生労働委員会45人の議員の中で
出席率はトップ、質問回数もトップクラス!

通常国会(2002年1月〜7月)での
山井の質問等一覧(計13回、6時間)

●厚生労働委員会 (坂口厚生労働大臣、小泉首相に)
・高齢者福祉と医療
・救急救命士、戦傷病者戦没者遺族等援護法
・救急救命士の業務拡大、気管内挿管
・患者の権利法案の提案理由説明
・医療費三割負担、社会的入院、介護基盤整備
・医療情報提供促進、医療制度の抜本改革
・健康保険法の改正、特別老人ホームの介護報酬
・長期入院患者の退院後の居場所、医療情報開示
●本会議
・障害者の雇用の促進等に関する法律案
・議員立法「患者の権利法案」提案理由と概要
・厚生労働委員長解任決議案提案理由説明
●法務・厚生労働連合審査会(森山法務大臣に)
・心神喪失者医療観察保護法案 
●決算行政監視委員会(塩川財務大臣に)
・関西学研都市と京都南部の交通網の整備


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